V-RICKY's "KEIHATSU(啓発)"

第4次産業革命真っ最中の時代を勝ち抜いて行く私なりの心得を書きとどめています。

マイナスのことをぐちぐち言うててもプラスにはなりませんよ②

v-ricky.hatenablog.com

 

↑上記記事の続きです。

 

 で、結局意識レベルの低い人に対し、注意を行いたい場合どうしたらいいか?

 その人に仕事を与えた上司の方が悪いので謝りましょう。怒ってもプラスの方へは働きかけません。そして、その人にとってほんとに適切なレベルの業務を与えるようにしましょう。なにより大切なのは、その意識レベルの低い人でも独力で一つのタスクを達成できることです。

 独力で業務を行わせる習慣をつけていないと、常にその上司がその人に対して説教しないといけないはめになりますよ。はっきり言って時間の無駄です。

 

 続いてですが、意識高い人間に説教したい時の対応方法について持論を述べます。

 意識高い人間については、多かれ少なかれ反省し、失敗についてショックを受けています。本人はそれなりに落ち込んでいます。そこに説教しても余計に気を落とし、仕事の切り替えができないだけです。てか、そもそも部下の失敗は上司の責任です。高い給料貰っておいて偉そうに説教する意味がわかりません(たいして給料もらっていないなんちゃって上司の場合は多少同情できますが・・・)。

 基本的には放置でいいのです。そして時間が経ったあとに一言フォローは入れましょう。意識レベルの高い人は自発的に動きます。あまりにおかしなことをやっていれば、もちろん軌道修正は必要ですが基本放置です。

 

 さて、これまで意識レベルの低い人、意識レベルの高い人で話を進めてきました。正直どうしようもないのは、意識だけ高い人です。いわゆる意識高い系。意識だけ高いけど空回りしてる人っていますよね・・・。こういう人に対しても、基本的には意識レベルの低い人に対する対応と同じくその上司が、その人にとって適切な業務を与えればいいのですが・・・

 ただし、このタイプの人はどんな業務に対しても100%を求めようとしません。無駄に意識レベルが高いがゆえに、技能が無いのに背伸びしてしまうからです。

 ここで大事なのはだからと言って、小言を言わないこと。本人にとっても、その小言を言う方とっても双方時間が無駄だからです。この手のタイプの人間にとって何が大事か、それは大きな仕事を与え、大きなミスをさせ、プライドをへし折ることです。

 技術も無いのにプライドだけあるから空回りしてしまうのです。なのでプライドをまずへし折ってあげましょう。

 

 これまでの話を統括しますと、説教、小言はマイナスです。成長はあくまでも自分の力で四苦八苦を経験して得るものです。また、説教、小言を言う側も時間の無駄です。周りの空気も悪くなります。また、結局のところ部下を説教しなければならない状況がでた場合はその上司が一番悪いのです。

 大事なことは独力でできる適切なレベルの業務を与えることです。